清宮克幸さん(ラグビー・ヤマハ発動機ジュビロ監督)
待ちに待った、ラグビーシーズンが始まりました。
夏の合宿を経て、シーズン突入となるのがラグビーです。
ラグビー界をけん引しているのが、清宮克幸さんです。
現・ヤマハ発動機ジュビロ監督。
リーダーシップを絵に描いたような手相です。
早稲田大学ラグビー蹴球部、サントリー・サンゴリアスを経験後、
ヤマハの監督となりました。
初めて監督になった早稲田大学で、衝撃的なデビューを飾ります。
枝葉を捨て、基本に忠実に練習するスタンスを貫きました。
「なぜ、これが必要なのか」
「なせ、このメンバーで試合に挑むのか」
やる事には常に、理由を提示して選手納得の上で、実行します。
練習をデジタル化して、常に見える様にしてきたのもこのころからです。
選手に数値、数量を明確に提示して行きます。
選手の気持ちを奮い立たせるために、言葉の力も大切にします。
1年目のチームスローガンは「オーバー・ザ・トップ」
13年間全国優勝から遠ざかったチームを優勝させる。
1年目から、優勝する。
そう宣言する、スローガンでした。
選手との対話も重視し、コーチングを取り入れました。
綿密な選手とのコミュニケーションは、選手を鼓舞し、
勝利から遠ざかったチームに革命を起こしたのです。
積み重ねながらチームが成熟してきたことによって生まれたスローガン。
「アルティメット・クラッシュ」は、優勝という偉業と共に歴史に刻まれることになりました。
関東大学ラグビー対抗戦、5年連続全勝優勝。
全国大学ラグビー2連覇。
社会人ラグビートップリーグベスト4撃破。
大手スポーツメーカーとのスポンサー契約。
本拠地移転。
数々の功績を残してきました。
数値化する思考力。
対話を重視する、コミュニケーション能力。
このバランスが、功績をもたらしたのかもしれません。
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あなたをハピネスにするメッセージが、きっとここにある。
今日も、スマイルで。
小林正寛