森 祇晶さん(野球監督)の手相
こんにちは、小林正寛です。
今日は、森 祇晶さん(野球監督)の手相を解説します。
90年代の西武ライオンズを何度も日本一に導いた、
黄金時代の名将です。
数々の接戦を知性と実行力で、制してきました。
接戦を制する事が、勝ち続けるための必須条件です。
接戦には、必ず決め手があります。
決め手を持っているチームが、接戦に強くなるのです。
ある年の日本シリーズ。
最強と言われた、セリーグ覇者との決戦です。
下馬評は、西武の劣勢が伝えられてきました。
それでも西武は、持ち味の粘り強さでシリーズ
終盤まで持ち込みます。
差し迫った場面で、ノーアウト一塁となりました。
バッターは、チャンスに強いクリンナップ。
三遊間を抜けた打球は、シングルヒットとなりました。
普通ならノーアウト1、2塁となります。
これでも、チャンスです。
日本シリーズ前のミーティングで、森監督は、
選手たちにこう言います。
「外野の守備に難あり。ワンヒットで先の塁を狙うべし」
ノーアウトで出た1塁ランナーは、シングルヒットで三塁に行きます。
それでも、止まりませんでした。
監督の言葉を信じて、ホームへつっ込んだのです。
返球が遅れて、結果はセーフ。
緊迫した場面で、監督のメッセージを選手が体現した瞬間でした。
このゲームを制した西武は、劣勢の下馬評を覆して、
日本一となったのです。
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あなたをハピネスにするメッセージが、きっとここにある。
今日も、スマイルで。
小林正寛