高橋尚子さん(元・マラソン選手)の手相(その2)
小出監督も、提案を受け入れます。
常識を破る事が、常識外れの結果をもたらす。
小出監督の信念には常に良い結果を出すために、
常識にとらわれてはいけないと、考えていました。
常識に縛られてしまっては、オリンピックのような、
大舞台でのメダルは、難しいと思っていたからです。
こうして、練習コースとして加わったのがあの有名な、
マグノリアなのです。
今日は、高橋尚子さんの手形をピックアップ。
様々な場所に手形を寄贈しています。
東京方面では、上野公園の国民栄誉賞受賞者の、
手形モニュメントがあります。
国民栄誉賞を受賞した2,000年。
この年にシドニーオリンピックで、女子マラソン史上初の金メダルを獲得します。
今や、伝説となっています。
会場入りのhitomiさんの「LOVE2000」を聞きながら、ダンス。
34kmのサングラスをはずしての、スパート。
並走していたのはルーマニアのベテラン、リディア・シモン選手。
「このままどこまでも、走って行っていい」と思っていたという、
高橋選手に、食らいついて行きます。
この34km付近で、高橋選手は、沿道のお父さんを見つけます。
レースに備えた、特注のサングラスだったそうです。
サングラスを、お父さんのいる方に投げます。
横を向いた瞬間に、シモン選手が後退していることに気付きます。
ここで、「今」とスパートをかけ始めるのです。
デッドヒートの真っ最中にも、サングラスの値段を気にするところが、
現実思考の面目躍如と言ったところです。
金メダル獲得後の素敵な名言で締めくくられます。
「すごく楽しい、42kmでした」
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あなたをハピネスにするメッセージが、きっとここにある。
今日も、スマイルで。
小林正寛